新年の抱負

新年明けましておめでとうございます。今年の年越しは十数年振りに一人で過ごしましたよ。アンビリーバボー見ながら角煮食って日本酒を嗜みました。一人の年越しも悪くはないですね。
ここに来て自分が一人の時間も嫌いじゃないことを、理解しました。
自分というものは案外に、自分でもあまり理解出来ていないもので、環境や社会に大部分を規定されているということを改めて感じた大晦日でした。


そんなこんなで内観内し内省を密かに(ここで言ってしまってるけど)自分のなかの今年のキーワードにします。
つまり個人主義的色合いを更に深めていこうというわけです。


人の一生というものは長さでは無く深さであると美味しんぼの山岡さんが言っていましたが、このことは一つの鍵になっていると思います。
この国は健康や長生きというものを意識しすぎています。例えば保険というものに過剰と言うほどに入会したり、国民一人当たりの銀行預金が世界一だったりというように自分の生涯プランというものが相対的に凄くしっかりしています。
だけどしっかりしすぎていて、方向性が単一的になり過ぎてしまうように感じます。人生から冒険的、ギャンブル的要素を過剰なまでに排除してしまうわけです。
将来を見据える余りに失うものは計り知れないと思います。失うものというのは端的に言えばロマンとか、そういうことです。ロマン=深さであるかどうかはわかりませんが、少なくとも自分はそう思うし、それは自分には物凄く大切なことです。


近年、個というものが、尊重されるようになってきました。それはメディアなどを通してハッキリと言われていることです。ですが個というより孤と言ったほうがニュアンスとして正しいように僕は感じます。相変わらず社会は古い体制を引きずっているように思います。
21世紀も始めの10年を消化しました。これから時代がどう動くかどうかわからないですが、わからないからこそせめて自分くらいは自己を全うできるようにしたいです。


今回は珍しく一人称の多い内容になりました。自分ではいつも意図的に一人称を減らしている部分が多いのですが、一人称を用いないと伝えることが出来ないことも多く、自己主張をもう少し増やしてもいいんじゃないか??という疑問を最近持ち始めたので、今年は自己主張を少し増やしていこうとも考えている為であります。


それでは今年も良い年にしましょう。ピース!